国鉄バス遺構 岩益線 バス停ポール探索

ブログ

昨年夏に島根県で国鉄バス岩益線のバス停ポールを発見して以来、「他にも残っているはず」と気になっていたのですが、先月、帰省の折に島根県吉賀町付近を調査してきました!
岩益線は支線枝線が多く、国鉄バス(JRバス)廃線後、路線を引き継いだ六日市交通の路線を探索しました。
今回探索できたのは、
岩益本線、蔵木線、朝倉線、高尻線、木部谷線 です。

 

岩益本線

「高ヶ原」は山口県岩国市国道187号沿いで発見。

 

蔵木線

「星坂口」「初見新田」「高根口」「初見」は「国鉄バス」と表示されています。
枝線の「星坂」は見落としてました。

 

朝倉線

こちらも国鉄バスの表示が多数残っています。
「石見河山」方面の枝線は時間切れで未調査。
古い時刻表には「上高尻」「新田」の文字が。高尻線へ乗り入れていたのでしょうか??

 

高尻線

「新田」は六日市交通のポールでした。以前はこれより奥まで乗り入れていたようです。

 

木部谷線

 

おまけ

木部谷線「宮の下」の銘板の裏側には「鈴ヶ谷」(糀谷線?)の文字が!再利用でしょうか?
石見交通 六日市バス停 は昔ながらの木製です。

今回は限られた時間、駆け足で廻ってきました。もしまた機会があればもう少しじっくり探索したいものです。未調査の枝線もありますし、柿木地区には手付かずの路線も多数あります。
山口県内の国鉄バスバス停ポールは絶滅と思っていましたが、今回国道沿いで発見できたことを考えると、まだまだ奥地に残されている可能性もあります。
古い国鉄バスの路線図を片手に、Googleストリートビューで事前調査ですね。